健康歳時記



    熱中症を予防しましょう


地球温暖化、ヒートアイランド現象、冷房の熱気・・・

「昔はせいぜい上がっても32℃くらいだった、最近の夏は35℃を軽く越す」
そんな声が聞かれるようになりました。

実際のところ、どうなのでしょう。気象庁発表によるデータを統計してみました。結果は以下のとおりです。
日平均気温の推移
最高気温の推移


7月
  1970年 1980年 1990年 2000年 2008年 2009年 2010年 2011年
30℃~ 15日 7日 17日 24日 23日 14日 18日 20日
35℃~ 0日 0日 0日 0日 0日 0日 4日 0日

8月
  1970年 1980年 1990年 2000年 2008年 2009年 2010年 2011年
30℃~ 22日 5日 25日 29日 19日 21日 24日 18日
35℃~ 3日 0日 2日 0日 1日 0日 6日 3日
最高気温が摂氏25℃以上になる日を夏日といいますが、30℃以上の時は真夏日、35℃以上で猛暑日といいます。

1970年、つまり今から42年前から遡ってデータをまとめてみましたが、実は気温は右肩上がりではないのです。

気象庁のホームページによりますと『気温の観測は、風通しや日当たりの良い場所で、電気式温度計を用いて、芝生の上1.5mの位置で観測している』ということです。ひとつは、この気温の観測方法(場所)と、わたしたちが日中体感する場所の気温との差異があるのかも知れません。もうひとつは既に多くの方が感づいていらっしゃるとおり、わたしたちの体が上手に体温調節を出来なくなってきていることが挙げられるのではないでしょうか。

花火

2012年7月、熱中症で病院に搬送された方は全国でおよそ17,994人(総務省消防庁、速報値)と報じられています。
熱中症になる方や熱中症で死亡される方が依然多くいらっしゃることは事実です。

☆  熱中症で救急搬送された人数の推移  ☆ ★総務省消防庁HP発表による★

  2007年 2008年 2009年 2010年 2011年
7月 3,645人 12,747人 5,294人 17,750人 17,963人
8月 16,209人 8,857人 6,495人 28,448人 17,566人

    熱中症、2つのタイプ

夏バテには大きく2つのタイプがあります。
夏バテ対策が、熱中症予防につながります。早め早めの予防で、元気に楽しく夏を過ごしましょう!

中医学では、汗は体を瑞々しく保つ津液(しんえき:血液以外の水分)のひとつと考えています。

また、汗をかくと気(き:生命エネルギー)も消耗してしまう為、倦怠感や息切れといった体調不良につながります。

汗をかきすぎによって失われた潤いと元気を取り戻すことが大切です。


【オススメの食べ物】 スイカ、きゅうり、冬瓜、ゴーヤー、れんこん、トマトなど 【オススメの漢方薬&ハーブ】 イスクラ麦味参顆粒(ばくみさんかりゅう)、香西洋参(しゃんせいようじん)

汗をかきすぎてバテバテタイプ



梅雨時や夏の蒸し暑い季節に影響を受けやすいのは消化器系(脾胃)です。
湿気が発散できないと脾胃の働きは低下します。

その上、一日中冷房の中にいたり、過剰に冷たいものをとると悪循環で、湿気が余計に体内にたまり、だるくなったり、むくんだり、食欲不振、下痢、吐き気、腹部膨満感などの症状がみられます。

このような時は、体内にたまった余分な湿気を取り除いて、脾胃の働きを活発にすることが大切です。


【オススメの食べ物】 うなぎ、海老、肉類、豆類、ねぎ、ショウガ、山芋など 【オススメの漢方薬&ハーブ】 イスクラ勝湿顆粒(しょうしつかりゅう)、イスクラ健胃顆粒S(けんいかりゅう)、イスクラ健脾散エキス細粒(けんぴさんえきすさいりゅう)

胃腸虚弱タイプ



    熱中症、予防のポイント


熱中症予防のポイント  外出時は帽子をかぶろう!(UVカットだと尚良い)

熱中症予防のポイント  クールマフラーやアイスノンを活用しよう!

熱中症予防のポイント  熱を冷まし、潤いを与える食べ物を食べよう!

熱中症予防のポイント  気を補う食べ物を積極的に食べよう!

熱中症予防のポイント  ビール・アイスなど、冷たい飲食は控えめに!

熱中症予防のポイント  エアコンの室内に長時間いないようにしよう!

熱中症予防のポイント  朝や夕方など、外気に触れる時間を持とう!

熱中症予防のポイント  こまめに休息をとり、睡眠不足や過労に注意しよう!

熱中症予防のポイント  水分補給はがぶがぶ飲むより、こまめに飲もう!


夏は水分不足による血液の粘度にも注意が必要です。
血液が濃くなると流れが悪くなり、詰まりやすくなります。ここで心配になってくるのが、脳梗塞や心筋梗塞です。

体の潤いと気を補うこと、と同時に、血液サラサラも忘れないようにしましょう。

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